「オープンデータひろさき」で公開されている「避難施設 」の情報を地図上で可視化したサービス「弘前市避難施設マップ」 が「平成30年度 青森県オープンデータ利活用コンテスト」にて、最優秀賞を受賞しました。
「平成30年度 青森県オープンデータ利活用コンテスト」について
青森県では、県民参加・官民協働の促進、県民の利便性の向上、行政の効率化、新事業・新産業の創出による地域の活性化などを目的として、オープンデータの推進に向けた取り組みを進めています。そうした取り組みをさらに拡大させるために、「平成30年度 青森県オープンデータ利活用コンテスト」を開催し、地域課題解決に役立つオープンデータを利活用した製品やサービス、活動の募集が行われました。
今回受賞した「弘前市避難施設マップ」について
弘前市避難施設マップは、「オープンデータひろさき」で公開されている「避難施設」の情報を、弊社のオープンデータ・統計データ地図情報技術「xmaps+」を用いて地図上で可視化したサービスです。海外からのお客様へも対応できるよう多言語化を取り入れ、災害時の避難施設までスムーズに移動できるようにナビアプリなどとも連携し、地図や経路案内などのサポートも実現しています。
特徴・技術
1.弊社地図技術の採用(ベースシステム)
弊社のオープンデータ可視化技術である「xmaps+」を利用しています。オープンデータの情報をもとに住所から位置情報(緯度経度)を取得して、GeoJSON(*1)に変換し、地図に表示しています。
2.オープンソースの活用
広く多くの方にご利用いただけるよう、アクセスなどで制限の少ない国土地理院が提供する地理院タイルを利用しています。
3.マルチデバイス対応
レスポンシブウェブデザインで作成しているため、PC、スマートフォン、タブレットでご利用が可能です。
4.多言語化
最新のWeb技術(双方向データバインディング技術)を採用し、画面遷移することなくスムーズに言語の切り替えが可能です。
5.ナビアプリ連携
利用しているデバイスやOSに合わせたアプリを、自動的に判別して連携することができます。
今後について
自治体の提供するオープンデータは、海外からの観光客を考慮したデータはあまり多くありません。
そこで「弘前市避難施設マップ」 では、インバウンド観光客が多く訪れる「弘前さくらまつり2018」の際に活用した「多言語化技術」を、「オープンデータ可視化技術」「ナビアプリ連携技術」と組み合わせることで、インバウンド観光を取り巻く課題の解決ができるのではないかと考えます。
他の自治体様のデータでも同様の課題を抱えていると考えるため、他の自治体様へもさらに展開していき、こうした課題を解決していければと考えています。
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担当者 伊藤 押切 |